東京愛らんどシャトル 就航20周年

社長挨拶

本日、愛らんどシャトルが搭乗者25万人を迎えられたわけでございますが、その式典にあたり、東京都をはじめ多数の関係者の皆様のご列席を賜り誠にありがとうございます。

平成5年8月に東京都のご支援を頂き、八丈島を基点に南の青ヶ島、北上して御蔵島、三宅島、利島、大島の6島を結ぶ生活路線としてこの愛らんどシャトル事業が開始され、島の高速交通網の一部を形成し無事故で現在に至っております。

当初は日曜日が運休で梅雨時期は週3日の運航でしたが、島民の皆様のご要望もあり3年後の平成8年9月から毎日運航となりました。このようなことから、最初の5万人は3年と10ヶ月間でしたが、その後搭乗者数も増加し5万人達成期間も短くなってまいりまして最近の5万人は3年で達成しております。また、この路線は日本で唯一のヘリによるコミューター路線でありますが、世界的にも数少ない運航実績をあげております。

このように、皆様に愛され着実に実績を重ねられたのも、偏にここにご臨席の皆様をはじめ、関係者の方々のご支援ご指導の賜物と深く感謝申し上げます。

これからも安全運航を維持し、島の皆様に愛されるヘリコミューターとして、全社員気持ちも新たに頑張ってまいります。

皆様におかれましては、今後ともご支援ご鞭撻をお願い申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。

平成22年1月14日
東邦航空株式会社